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#9 WB工法の湿度対策! 食パンを使ったカビ実験編

2022.1.31

こんにちは、ブログ担当の山下です。



今回は
WB工法を使った実験
についてお話しします。



WB工法は
透湿性の壁により
湿気を吸収し外へ排出
します。

これにより
カビは生えにくくなり


部屋干しをしても
部屋干し特有の
いや~~なニオイはつきません


そもそもの原因である
カビの発生条件は

  • 湿度約70%以上
  • 温度20~30度
  • 十分な栄養分(汚れ、ホコリなど)


であり



特に、
お風呂場洗面所
トイレキッチンなど
水回り等が条件を満たしやすく


また、
エアコン洗濯槽
空気清浄機加湿器といった
水を使う家電などは


こまめな掃除をしていないと
少しづつカビが生えます。



そんな前提条件の元
WB工法の家の
湿度は平均約50~60%
人間が過ごしやすく


梅雨付近の夏でも70%です。


第三種換気に加えて
壁で湿気を吸収するので
水まわりであっても


一般的な住宅と比べると
カビは生えにくい

環境になっています。


などと売り文句にしていますが、

はたして本当にそうなのか???

そんな都合のいい話があるのか???


そう思って、
WB本社の方に
連絡を取ったところ
食パンの腐食実験


という
興味深いデータを頂きました。
それがこちらです。

実験条件としては

  • 同じ間取り
  • 人間一人分から排出される水分と同等の加湿装置
  • 同じパン
  • 計測時間もほぼ同じ
  • 計測時以外、無人


ただQ値、C値等に関して
2022年度のデータではないため
最新の住宅には劣ります。

ご注意ください。



それでは見ていきましょう。




まず結果だけ見ると、
一目瞭然。


WB工法の方は
まだ食べられそうな
見た目
をしています。


固くもなり
食品サンプルくらい
固くなったらしいです。


一方、
緑色に変色した方は
異臭を放っていた
らしく
困ったそうです。


次に平均湿度についてみていきます。
WB工法ほうが
平均湿度が低いですね!



温度にも注目です。
全ての計測で約1℃違います。


つまり
湿度は平均14%低く、
温度も平均約1℃低いことから
計算すると


体感温度は約2℃差があります。
(風は関係ないものとする)


人間の体温で2度変わる
と言えばイメージしやすいと思います。


結論として




カビとしても
湿度が足りてないので
繁殖しようにも、
どうしようもないのです。


余談ですが、
正直食パンを
こんなに放置はしたことは
ないと思います。



ですが、
消費期限を
少しオーバーしても


「腐ってないから平気」
「そんなかわらん」
「もったいない」と
食べてしまうのが人間です。



おいしく安全に食べるためにも
カビ、湿気対策をし
ちゃんと密閉し、
乾燥材を入れておきましょう。



またいくらWB工法でも


家電は
こまめな掃除をしないと
どうにもならない
ので
注意がいります。


水まわりの排水溝も同様です。


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